我らが愛馬フロアクラフトは前走は格上挑戦とは言えハンデ51キロの牝馬限定戦で期待されましたが、7着と上位馬とは力の差を見せつけられました。
これで帰厩してから4戦走りましたので、ひと息入れて立て直すことになり、6月18日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。
次走は小倉の自己条件(1000万下クラス)を予定ということです。前走の時計や内容は重賞では力不足ですが、1000万クラスなら大威張りできるものです。実際昨年は強い勝ち方で1000万クラスを脱出していますし、勝ち負け必至でしょう。楽しみです。
以下は7月29日に更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路でコンスタントに15−15の調整を行っており、順調に進めることができていますよ。いい形でステップアップしていますし、目標のレースも小倉の西海賞と決まっていますから、そこに向けてこの調子で負荷をかけていきたいと思います。馬体重は528キロです」(NFしがらき担当者)
ということで、”決まっている”と言われても、我々何も知らないわけですが、次走は8月30日 小倉10R 西海賞 1000万下 芝1800m 牝馬限定 混合 定量の予定ということです。準オープンでも好走歴のあるフロアクラフトですから、ハンデ戦ですと負担斤量が重くなるでしょうし、最もベストなレース選択ですね。4戦使い詰めでしたから、2か月程度の休養もちょうどだと思いますし、西園正都先生さすがですね。
ここは人気上位になるでしょうが、函館記念で大敗した妹のバウンスシャッセのように、リッチダンサー姉妹は夏は走らないんですよね。フロアクラフトの昨年も散々な結果でしたし。なので、暑さ負けが心配ですが、それがなければいきなりから勝ち負けしてくれることでしょう。
この世代の愛馬3頭は全てが勝ち上がり、かつ4歳夏までに2勝目を挙げ皆降級しました。先週降級初戦のグランデアモーレが早速優勝し、降級前のクラスに戻ってくれました。私はこの世代3頭の中ではこのフロアクラフトが一番あっさり元のクラスに戻ってくれると思っていますから、期待しています。
8月10日に臨時更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告によりますと、4戦続けて走った後の6月18日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されていた我らが愛馬フロアクラフトは8月9日に栗東トレセンに帰厩したということです。
これで目標の西海賞までしっかりと仕上げられての本番ですね。1000万クラスでは力上位でしょうし楽しみですね。
馬名 | 予定騎手 | 斤量 | 前走 | 前走着順 | 前走人気 | 過去着順 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アルアマーナ | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 12 | 13 | 11 | 3 | 9 | |
ウィズアミッション | 52.0 | 7/19 500万 | 中京芝2000 | 2 | 1 | 1 | 3 | 2 | |
シャトーブランシュ | 川田将雅 | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 8 | 1 | 6 | 4 | 13 |
テーオーフェアリー | 55.0 | 8/17 瀬波10下 | 新潟ダ1800 | 8 | 13 | 14 | 15 | 4 | |
ノボリディアーナ | 幸英明 | 55.0 | 8/02 不知10下 | 小倉芝1800 | 5 | 1 | 9 | 13 | 8 |
フェブノヘア | 義英真 | 52.0 | 8/16 500万 | 小倉芝1200 | 1 | 5 | 8 | 2 | 7 |
フェータルローズ | 55.0 | 8/02 不知10下 | 小倉芝1800 | 4 | 2 | 8 | 3 | 6 | |
プレノタート | 武幸四郎 | 55.0 | 5/10 六波10下 | 京都芝1600 | 11 | 9 | 10 | 4 | 9 |
フロアクラフト | 松山弘平 | 55.0 | 6/15 マーGV | 阪神芝2000 | 7 | 6 | 8 | 9 | 2 |
ベリーフィールズ | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 6 | 15 | 11 | 9 | 6 | |
リラヴァティ | 浜中俊 | 52.0 | 7/27 500万 | 中京芝2000 | 1 | 2 | 9 | 3 | 3 |
リリコイパイ | 藤岡佑介 | 52.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 5 | 4 | 1 | 1 | 3 |
リングネブラ | 55.0 | 8/09 九州10下 | 小倉芝2000 | 7 | 6 | 2 | 5 | 1 |
予定通り西海賞に特別登録されました。フルゲート18頭のところに特別登録数は13頭と美味しいレースになりそうです。鞍上はリラヴァティも松山弘平騎手のお手馬なのでどうなるかと思っていましたが、松山弘平騎手はフロアクラフトを選択していただいたようです。
前走前 6月11日 栗東CW 良馬場 叩き一杯
助手
5F 68.8
4F 52.3
3F 38.0
1F 12.2[7]
グレイスフルデイズ(古馬500万下)一杯の外を0.7秒追走0.5秒先着
8月14日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.5
3F 40.5
2F 25.7
1F 12.6
8月17日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 67.5
3F 48.1
2F 31.0
1F 14.9
8月19日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 66.5
3F 47.7
2F 30.8
1F 14.7
8月21日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 53.0
3F 37.6
2F 24.2
1F 12.2
8月27日 栗東坂路 重馬場
1回
4F 52.4
3F 37.7
2F 24.3
1F 12.0
8月14日、帰厩後1本目の追い切り時計を計時しました。早くも良い動きですね。西海賞の相手は強そうですが1000万クラスですし連には絡んで欲しいですね。
以下は同日(8月14日)更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。
「西海賞を目標に、先週末に帰厩させました。まだレースまでは時間がありますし、今朝は坂路でサッと馬なり程度の時計を出しています。暑い日は続いていますが、体調面も安定していますし、ここまでは予定どおり、順調に調整できていますよ。久々の方が気持ちがフレッシュでいいのか、調教でも集中して走れているのが分かります。あと2週しっかりと仕上げていって、いい結果を出せるようにしたいですね」(西園師)30日の小倉競馬(西海賞・牝馬限定・芝1800m)に松山騎手で出走を予定しています。
至って順調です。鞍上が正式に主戦の松山弘平騎手と発表されました。ここでまた結果を出して欲しいですね。
8月17日、終いだけハロン15秒で追い切られたので時計となりました。しっかりと調整されています。
8月19日、この日も終いだけハロン15秒で調整されています。
8月21日、小倉までの輸送があると言うことで1週前にビッシリと追い切られました。相変わらず惚れ惚れする追い切りの動きです。全体の時計も速いのに終いが12秒2。1000万クラスなら上位の動きですし能力だと思います。しっかりと先行して強い時の競馬を見せて欲しいですね。
以下は同日(8月21日)更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。
「この中間も特に問題なく順調に来ています。今週はレースの1週前になるので坂路でビシッと追い切って、輸送のある来週はサッと馬なり程度という予定です。馬場のいい時間帯でしたが、それにしてもいい時計ですね。最後までしっかりした脚どりでラスト1ハロン12秒2ですから、もう十分でしょう。体つきもふっくらしていますし、文句のない状態。1000万下で牝馬限定なら力は上のはずですし、いい結果を出さないといけませんね」(西園師)30日の小倉競馬(西海賞・牝馬限定・芝1800m)に松山騎手で出走を予定しています。
西園正都先生から見ても”文句のない状態”ということで期待出来ますね。鞍上の松山弘平騎手も同じレースに出走するキャロットクラブのリラヴァティも主戦でしたがこのフロアクラフトを選択。嬉しいですね。長い付き合いですからね。リラヴァティが最も強敵だと思いますが、”恩返し”されないように勝ち切って欲しいですね。楽しみです。
8月27日、出走前の最終追い切りですが、全体の時計が52秒4と早いのに上がりは12秒0と抜群です。強い相手もいますが、やはり1000万クラスは勝ち負けは確実でしょう。フロアクラフトの状態も相当良いと思います。
私ほっさんの追い切り評価は「A+」です。滅多に出さない最高評価です。後は得意とは言えない小回りコースだけですね。
馬名 | 予定騎手 | 斤量 | 前走 | 前走着順 | 前走人気 | 過去着順 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アルアマーナ | 和田竜二 | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 12 | 13 | 11 | 3 | 9 |
シャトーブランシュ | 川田将雅 | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 8 | 1 | 6 | 4 | 13 |
テーオーフェアリー | 55.0 | 8/17 瀬波10下 | 新潟ダ1800 | 8 | 13 | 14 | 15 | 4 | |
ノボリディアーナ | 幸英明 | 55.0 | 8/02 不知10下 | 小倉芝1800 | 5 | 1 | 9 | 13 | 8 |
フェータルローズ | 55.0 | 8/02 不知10下 | 小倉芝1800 | 4 | 2 | 8 | 3 | 6 | |
プレノタート | 武幸四郎 | 55.0 | 5/10 六波10下 | 京都芝1600 | 11 | 9 | 10 | 4 | 9 |
フロアクラフト | 松山弘平 | 55.0 | 6/15 マーGV | 阪神芝2000 | 7 | 6 | 8 | 9 | 2 |
ベリーフィールズ | 酒井学 | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 6 | 15 | 11 | 9 | 6 |
リラヴァティ | 浜中俊 | 52.0 | 7/27 500万 | 中京芝2000 | 1 | 2 | 9 | 3 | 3 |
リリコイパイ | 藤岡佑介 | 52.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 5 | 4 | 1 | 1 | 3 |
リングネブラ | 北村友一 | 55.0 | 8/09 九州10下 | 小倉芝2000 | 7 | 6 | 2 | 5 | 1 |
表中 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート18頭のところに現在11頭出馬想定されています。
馬名 | 騎手 | 斤量 | 前走 | 前走着順 | 前走人気 | 過去着順 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アルアマーナ | 和田竜二 | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 12 | 13 | 11 | 3 | 9 |
シャトーブランシュ | 川田将雅 | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 8 | 1 | 6 | 4 | 13 |
テーオーフェアリー | 国分優作 | 55.0 | 8/17 瀬波10下 | 新潟ダ1800 | 8 | 13 | 14 | 15 | 4 |
ノボリディアーナ | 幸英明 | 55.0 | 8/02 不知10下 | 小倉芝1800 | 5 | 1 | 9 | 13 | 8 |
フェータルローズ | 小牧太 | 55.0 | 8/02 不知10下 | 小倉芝1800 | 4 | 2 | 8 | 3 | 6 |
プレノタート | 武幸四郎 | 55.0 | 5/10 六波10下 | 京都芝1600 | 11 | 9 | 10 | 4 | 9 |
フロアクラフト | 松山弘平 | 55.0 | 6/15 マーGV | 阪神芝2000 | 7 | 6 | 8 | 9 | 2 |
ベリーフィールズ | 酒井学 | 55.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 6 | 15 | 11 | 9 | 6 |
リラヴァティ | 浜中俊 | 52.0 | 7/27 500万 | 中京芝2000 | 1 | 2 | 9 | 3 | 3 |
リリコイパイ | 藤岡佑介 | 52.0 | 8/03 三面10下 | 新潟芝1800 | 5 | 4 | 1 | 1 | 3 |
リングネブラ | 北村友一 | 55.0 | 8/09 九州10下 | 小倉芝2000 | 7 | 6 | 2 | 5 | 1 |
表中 騎手の太字は乗り替わり
スタート地点は正面スタンド前の直線真ん中よりやや右。最初の1コーナーまでの距離は272m。
芝1700mほどスタートから激しく前で競ることはなく、ミドルペースか前半スローペースの上がり勝負になることが多い。そのため、逃げ馬もかなり頑張れる。特に開催前半の芝状態が良好な時は、逃げ、先行馬から入るのが絶対。小倉大賞典や北九州記念といった重賞レースでも逃げ馬の活躍が目立っており、このコースの特徴を良く表している。
一貫して淀みない流れになる場合は、距離が少し長いマイラータイプの馬でも対応しやすくなる。
枠順は馬場状態がフラットの際には確実に内枠が有利。先行馬なら最初にコーナーに飛び込みやすいし、差し馬でもインで末脚を溜められる。ただし、内の馬場が悪化してくると中枠から外枠が有利になる。
このコースも馬場、展開によるところが大きく、全般的に波乱傾向。
有利な枠順 馬場フラットならば内枠 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント 枠順、馬場状態 種牡馬ベスト サンデーサイレンス、トニービン、コマンダーインチーフ 連対騎手ベスト 安藤勝己、武豊、池添謙一、福永祐一、小牧太、熊沢重文 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分51秒2 1分53秒5 1分54秒3 2歳未勝利 1分50秒2 1分49秒4 2歳500万 1分50秒4 3歳新馬 1分51秒5 1分52秒6 3歳未勝利 1分49秒3 1分50秒4 1分51秒1 1分50秒9 3歳500万 1分49秒9 1分50秒4 1分52秒8 古馬500万 1分48秒7 1分49秒6 1分52秒1 1分50秒8 古馬1000万 1分48秒0 1分50秒0 1分51秒7 古馬1600万 1分47秒3 1分51秒4 古馬オープン 1分47秒0 1分48秒8 1分49秒8
今回もフロアクラフトの鞍上はフロアクラフトの主戦・松山弘平騎手です。ここ3戦は人気よりも下の着になってしまっていますが、オープンや準オープンで相手が強かったことが主な敗因であり、それ以前の松山弘平騎手のフロアクラフトでの活躍が帳消しになることはありません。私は引退までフロアクラフトは彼に手綱を取っていただきたいし、彼の手で人馬共に初GT制覇と思っています。
フロアクラフトでは過去9戦2勝、2着2回。この2着の内の1つはオークストライアルのスイートピーSのもので、オークスへの優先出走権を獲得したという意味でも非常に大きな2着です。またこの次の本番のオークスGTでは17番人気でしたが5着と掲示板を確保してくださりました。まだまだGTや重賞やなど大舞台では活躍の少ない若手のジョッキーですが、腕は相当ですし、特にフロアクラフトの騎乗では彼に勝る騎手はいません。
松山弘平騎手はドリームバレンチノでGT2着の実績がありますが、まだGT勝ちはありません。しかし、そのドリームバレンチノは乗り替わりになってしまい、GT制覇は遠のいてしまいました。このフロアクラフトが彼の記念すべき初GT制覇の馬になってくれると嬉しいですね。
若いですが大変技術の高い騎手で、現在全国騎手リーディング堂々の18位です。2012年は74勝、2013年は62勝と常にベスト15位以内に入る活躍をされており今後川田将雅騎手、浜中俊騎手らと共に日本競馬界を引っ張っていく騎手になることでしょう。
私ほっさん愛馬ではフロアクラフトの他に昨年スピカシチーに騎乗していただき12番人気の馬を7着と出走奨励金を確保してくれました。クリンゲルベルガーにも騎乗していただきましたが、8番人気5着と掲示板を確保。出遅れて最後方から素晴らしい脚を引き出し5着まで押し上げていただきました。まだまだ下手な騎乗を目にすることも少なくありませんが、私との相性は良い騎手だと思います。
2014年8月27日現在、JRA通算265勝、重賞3勝、GT勝ちはない。勝率6.8パーセント、連対率13.1パーセントだが、一昨年(2012年)は74勝、勝率9.3パーセント、連対率15.9パーセント、昨年(2013年)は62勝、勝率7.3パーセント、連対率14.3パーセントと生涯成績を大きく上回り好調。本年(2014年)はここまで37勝、勝率6.7パーセント、連対率14.0パーセントと通年並の成績。
松山弘平(まつやま こうへい)は1990年3月1日生まれの24歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する6年目の騎手である。騎手免許は平地競走と障害免許を有していたが、障害免許は1度も騎乗することなく返納している。デビューは池添兼雄厩舎、現在はフリー。
阪神競馬場内にある乗馬センターで乗馬を学び、2006年4月にJRA競馬学校騎手課程第25期生として入学。
2009年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得する。目標とする騎手は福永祐一騎手と池添謙一騎手。同期には小野寺祐太、国分恭介、国分優作、丸山元気 各騎手がいる。卒業供覧模擬レースではグランプリペガサスに騎乗し勝利した。
2009年3月1日、池添兼雄厩舎所属としてデビュー。小倉競馬場第1レースでトミケンプライマリに騎乗し、19歳の誕生日に初勝利。初騎乗・初勝利は内田博幸騎手以来44人目で、競馬学校卒業生では藤岡康太騎手以来8人目。また第9レースではニューロザリオで勝利、デビュー日の2勝は福永祐一騎手以来13年ぶりの記録、競馬学校卒業生では2人目。
8月2日、小倉記念でアンノルーチェに騎乗し重賞初騎乗(10着)。同年は計36勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手と中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。
2010年7月18日にシンガポール、クランジ競馬場で実施された国際見習騎手招待シリーズ・アジアヤングガンズチャレンジ2010に中央競馬代表として名古屋競馬所属の阪野学騎手と共に出場のため遠征。7月16日第8競走Class4一般戦で高岡秀行厩舎所属のMake A Returnに騎乗(12頭立て7着)し、海外競馬初騎乗。アジアヤングガンズチャレンジでは結果9位だった(10人中)。
8月11日、園田競馬場で条件クラスの交流競走に騎乗すると共に、「修行のため」として岩田康誠騎手を介して当日の平場競走3鞍に騎乗した。関東では松岡正海騎手らJRAの若手騎手が南関東で何度もエキストラ騎乗をしているが、園田競馬場では元兵庫県所属の小牧太、岩田康誠、赤木高太郎 各騎手を除くと初めて。
2011年2月21日にフリーに転身。
2012年3月4日、改装された中京競馬場での最初の重賞となった第48回中日新聞杯をスマートギアで制覇した。 さらに、3月25日に中京競馬場で開催された第42回高松宮記念でレジェトウショウに騎乗し、GT初騎乗(10着)。
また、同年にはデビュー年から乗り続けていたドリームバレンチノで函館スプリントステークスを制し、さらに同馬に騎乗したスプリンターズステークスで3着に入った。 最終的に、2012年はデビューからの3年間の勝利数に迫る74勝を挙げ、関西リーディング7位(全国リーディング13位)に入るなど、松山にとって躍進の年となった。
2013年5月25日、JRA通算200勝を達成。
ほっさん愛馬での成績(13戦2勝)
2010年10月23日 クリンゲルベルガー 500万下 福島芝1200m 5着/8番人気
2013年 4月 7日 マデイラ 500万下 福島芝1200m 12着/7番人気
2013年 4月28日 フロアクラフト スイートピーS 3歳オープン 東京芝1800m 2着/6番人気
2013年 5月19日 フロアクラフト 優駿牝馬(オークス) GT 東京芝2400m 5着/17番人気
2013年 7月13日 フロアクラフト 湯浜特別 500万下 函館芝1800m 7着/1番人気
2013年 8月25日 スピカシチー 鳥栖特別 500万下 小倉芝2000m 7着/12番人気
2013年11月 3日 フロアクラフト 500万下 京都芝2000m 1着/4番人気
2013年12月 8日 フロアクラフト 遠州灘特別 1000万下 中京芝2000m 1着/1番人気
2014年 3月23日 フロアクラフト 但馬ステークス 1600万下 阪神芝2000m 2着/4番人気
2014年 4月26日 フロアクラフト 福島牝馬S GV 福島芝1800m 9着/8番人気
2014年 5月17日 マデイラ 都大路ステークス オープン 京都芝1800m 15着/6番人気
2014年 5月18日 フロアクラフト パールステークス 1600万下 京都芝1800m 8着/4番人気
2014年 6月15日 フロアクラフト マーメイドS GV 阪神芝2000m 7着/6番人気
2013年5月19日 東京11R 優駿牝馬(オークス) GTで愛馬フロアクラフトに騎乗する松山弘平騎手。(5着/17番人気)
競馬ブック
見解
「リラヴァティは桜花賞トライアル3着馬。先行できてひと脚使えるので小回りも合う。荒れた中京の稍重で圧勝。小倉の道悪なら難なくこなす。リリコイパイはレース巧者で地力強化も顕著。シャトーブランシュの前走はイレ込みが応えた。得意の小倉で雨も歓迎。ノボリディアーナは今回滞在でハナが見込まれる。要注意。」
短評は「順当」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU プレノタート 穴 ベリーフィールズ △ △ リラヴァティ ◎ ◎ ○ ▲ リングネブラ △ △ アルアマーナ 穴 ノボリディアーナ △△ △ △ △△ シャトーブランシュ ▲ ▲ △△ ○ リリコイパイ ○ ○ ◎ フロアクラフト △ △△ ▲ ◎
あとは無印
予想オッズ
以下26倍以上省略
馬名 予想オッズ リラヴァティ 2.6 シャトーブランシュ 4.4 リリコイパイ 4.5 フロアクラフト 6.2 ノボリディアーナ 6.6 リングネブラ 15.2 フェータルローズ 23.9
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 フロアクラフト 87 84 82 87 リラヴァティ 87 85 87 75 シャトーブランシュ 89 89 88 75 リリコイパイ 79 64 77 79 ノボリディアーナ 92 82 71 77 リングネブラ 82 82 81 74
デイリー馬三郎
本紙の見解
「◎リラヴァティは充電期間を経た前走を5馬身差で圧勝。体つき&走りに力強さが出て、大きく成長した感がある。春にはGVで2度のB着。軌道に乗った今なら条件クラスは突破できる。相手は降級してきた○フロアクラフト。〈浜口〉」
◎ リラヴァティ
○ フロアクラフト
▲ リリコイパイ
× シャトーブランシュ
☆ ノボリディアーナ
△ フェータルローズ
フロアクラフトは全13記者中 ◎(本命)印 3記者、〇(対抗) 5記者、×(4番手評価) 3記者、☆(5番手評価) 2記者。全記者5番手以内の評価です。確実に掲示板はキープしたいですね。
紺谷和彦 坂路特注馬(栗東)
フロアクラフト
約2カ月半ぶりだが、順調に調整され調子を上げてきた。今週も好ラップを刻みつつ、ラスト2Fからは鋭い伸び脚を披露した。力を出せる態勢で自己条件なら負けられない。
◎ フロアクラフト
○ ノボリディアーナ
▲ リラヴァティ
× リリコイパイ
☆ リングネブラ
フロアクラフト(7着)
「内目のいい枠でしたから、逃げた馬のすぐ後ろくらいで運ぶつもりでしたが・・・。スタートでは隣の馬が速くて、思ったような位置を取れませんでした。」(松山弘平騎手・競馬ブック)
「本当は逃げた馬の後ろが欲しかったのですが、スタートがもうひとつで、思っていたよりは後ろから進めることになってしまいました。前走はちょっとフワフワするようなところがあったのですが、今日は集中して走れていましたし、いい走りはできていただけに、もうひとつ前のポジションならもっと上を目指せたと思います。申し訳ありません」(松山弘平騎手・キャロットクラブ公式HP)
「状態は良かったし、馬場を考えても位置取りは悪くありませんでした。また、前走と違って今日は集中して走れていたと思います。調教の内容を見ても力があるのは間違いないのですが、結果的にまだ重賞というのは早いのかもしれません。コンスタントに使ってきたこともありますし、ここは一度立て直して、自己条件から巻き返したいと思います」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)
フロアクラフト
「放牧明けだが、今週が抜群の動き。実績的にもここなら負けられないところ。」(西園正都調教師・デイリー馬三郎)
「昨年のオークス5着馬が1000万に降級。牝馬限定戦でもあるし、負けられないぐらいの気持ち。」(西園正都調教師・競馬ブック)
リラヴァティ
「桜花賞後に無理をしなかったことで今は状態がいい。昇級でも好レースを期待。」(石坂正調教師・デイリー馬三郎)
「前回は500万条件で、斤量も49キロだったが、ノメリながらも5馬身差。強い内容だった。昇級戦で、定量戦でもあるが、引き続き調子がいいので楽しみだね。」(石坂正調教師・競馬ブック)
早い段階から西海賞に狙いを定めていたフロアクラフト。出走数は11頭と少なく1000万特別という比較的賞金の高いレースで少頭数とは美味しいレース!!ごっつぁんです。
そもそもフロアクラフトはGT5着、準オープンでも2着、そして何よりも1000万は1度1番人気で勝った舞台ですし、しかもその時は牡馬との一般戦、今回は牝馬限定戦です。
どう考えても圧勝と言いたいところですが、本年度チューリップ賞3着のリラヴァティが居たりと楽なメンバー構成ではありません。
そして我が軍団が誇るリッチダンサー姉妹は夏に弱い(T_T)。何度夏に大敗を見てきたことか・・・。そして小回りのローカルも苦手です。また開催末期の荒れた馬場も雨で重い馬場も苦手です。
なので、不安一杯ですが、能力や今の充実度からは勝ち負け確実だと思いますし、少しでも多く賞金を稼いで欲しいですね。
フロアクラフトの馬体重は前走から増減なしの502キロ。前進気勢を出し、毛づやも良く、非常に良い気配でした。ただ、ちょいと暑さからか集中力を欠くところはありました。
フロアクラフトのスタートは大外なのに出負けします。このところ以前のように楽に前につけることができないんですよね。ズブくなってきているようです。内に入ることもできずに外々を回り、7番手追走となります。
道中は手応えも悪くなく3角ではスッーと上がって行って前を射程圏内に捉えます。しかし、3〜4角中間で突然手応えがなくなり追走できなくなります。鞍上・松山弘平騎手の手が激しく動きますが下がる一方で直線半ばでシンガリになります。そのまま最下位で入線。注文通りの”最下位ショー”でした(T_T)。
今回のフロアクラフトの走破時計は1分47秒6良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分45秒9、勝ち馬の時計が1分46秒1でした。
勝ち時計は競馬ブックのほぼ推定通り。その水準級のレースで1秒7も離されている訳で、文字通り大敗です。
フロアクラフト(11着)
「馬の後ろへ入れて、壁を作りたかったのですが・・・。内目の枠なら違っていたと思います・」(松山弘平騎手・競馬ブック)
「馬の状態はとても良さそうだったのですが、どうも外枠は良くないようです。これまで好走している時も内枠が多いのですが、これは自然といい位置で馬の後ろにつけて進められるからだと思うんです。外枠だとダラッと脚を使ってしまって、馬自身も走る気をなくしているように感じます。条件もいいですし、こんな負け方をする馬ではないのですが…。申し訳ありません」(松山弘平騎手・キャロットクラブ公式HP)
「先週の競馬は思わぬ敗戦になってしまい、申し訳ありませんでした。外枠というのは良くないとは思ったのですが、それにしても直線グッと来るところがなく、気持ちの難しさが出た形です。レース後は今朝から坂路で乗り出していますが、馬体にまったく疲れは感じません。中3週で牝馬限定の芝1800mという番組がありますから、そこがひとつの目標にはなりますが、中間状態をよく確認していって、気持ちの面を考慮し、少し距離を詰めてみるなど条件を替えることも検討していこうと調教師とは話しているところです」(田中助手・キャロットクラブ公式HP)
フロアクラフト(11着)
「太目感はなかったが、捌きは硬め。中団の外で抑え気味だったが、3角で促された時の反応は鈍く、4角手前では余裕がなくなっていた。」(競馬ブック)
特別出走手当が40.3万円。ここから9着以降ということで2.5万円減額されますから37.8万円。1口で割りますと875円になります。11頭立てでしたし、悪くても掲示板と思っていましたのでこれは痛すぎますね。
レース前の予想で書いていた通り、小回りのコースは苦手、開幕末期の荒れた馬場は苦手、リッチダンサー姉妹は夏の暑い時期はさっぱり走らないと言った不安点が的中してしまいました。
更に不利な大外枠で前に壁が作れずと敗因はたくさんあるものの、それにしても負けすぎでがっかりです。何と言っても牝馬限定の1000万クラスですからねぇ。
ただ、主場では大負けしていませんし、そこでの巻き返しに期待したいところです。
当特集はレース後の更新が大変遅くなりました。私自身が忙しく、また風邪で体調を崩していたこともあるのですが、やはりこれだけの大敗を喫するとなかなか更新意欲が湧いてこないことも事実です。今これを更新している10月1日は次走でフロアクラフトが3着と素晴らしい走りを見せてくれましたので、ようやく更新に漕ぎ着けましたが、次も大敗なら、馬も重症ですが、私も重症になるところでした(^_^;)。
西園正都先生は九州の方ですので小倉への出走は自ずと多くなるのですが、やはりフロアクラフトは小回り全然ダメですね。福島も北海道も全然走りません。逆に相手が揃う主場の方が力を出し切れますし、これからは主場のみで走らせて欲しいですね。
それにしてもキャグでよく使う西海賞で”最下位ショー”とは笑いを求める関西人の私にとってはお誂え向きで出来過ぎの結果です。しかし、フロアクラフトに限って「まさか」でしたね。フロアクラフトも生粋の関西馬ですから・・・。
昨年末にこのクラスを勝った中京など、実績のあるコースでの巻き返しを信じています。
頑張れフロアクラフト!!このクラスは勝ち上がろうぜ!!
2014年 6月15日 第17戦 第19回 マーメイドステークス GV 阪神芝2000m (7着/6番人気)
2014年 5月18日 第16戦 パールステークス 1600万下 (8着/4番人気)
2014年 4月26日 第15戦 第11回 福島牝馬ステークス GV 福島芝1800m (9着/8番人気)
2014年 3月23日 第14戦 但馬ステークス 阪神芝2000m (2着/4番人気)
2014年 1月13日 第13戦 寿ステークス 京都芝2000m (6着/5番人気)
2013年12月 8日 第12戦 遠州灘特別 中京芝2000m (1着/1番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2013年11月 3日 第11戦 500万下 京都芝1800m (1着/4番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2013年 8月25日 第10戦 積丹特別 500万下 函館芝2600m (10着/3番人気)
2013年 7月13日 第9戦 湯浜特別 500万下 函館芝1800m (7着/1番人気)
2013年 5月19日 第8戦 第74回 優駿牝馬(オークス) 3歳GT 東京芝2400m (5着/17番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2013年 4月28日 第7戦 スイートピーステークス 3歳オープン 東京芝1800m (2着/6番人気)
2013年 4月 7日 第6戦 デイジー賞 3歳500万下 中山芝1800m (2着/2番人気)
2013年 2月 3日 第5戦 春菜賞 3歳500万下 東京芝1400m (6着/4番人気)
2013年 1月12日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1800m (1着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2012年12月15日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1600m (2着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2012年11月18日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (13着/2番人気)
2012年11月 4日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1800m (2着/2番人気) 写真多数付 現地観戦レポート